日本商品開発士会

商品プランナー、商品開発士の認定は、わが国では唯一、日本商品開発士会がその資格認定を行っています。

商品プランナー資格とは

デザイン専門学校でも採用!実績ある内容で、商品ノウハウを習得

商品の潜在ニーズを分析し、新しい商品を世に送り出す”商品プランナー”。そのためには「市場が何を求めているか」を学ぶことが必要です。
研修では、商品企画の基礎知識から、コンセプト作り、デザイン、そして企画・提案力といった知識とスキルを習得できます。
企画、販促にかかわる幅広い分野で働く人のキャリアアップにオススメです。

生活者の完成から本音に気づき、理解し、生活者視点の商品アイデアを提案できるレベルを目指す。
実績のあるカリキュラムで「商品プランナー」資格の取得をしましょう!

全国一斉試験スケジュール

一斉試験は年に2回行われます。


また、このほかにリアル研修通信講座もございます。
ご自身のスケジュールに合わせて学習し、取得を目指すことができます。

「商品開発」「商品企画」の違いとその役割

 商品開発とよく混同される仕事に商品企画があります。企画と開発、その意味の違いは役割の違いでもあります。
「企画」の意味は、実現すべきモノゴトの内容を考え,その実現に向けて計画を立てることです。
「開発」は、知恵や能力などを導きだし、活用させること。新しいものを考え出し、実用化すること、潜在している才能などを引き出し伸ばすこと、という意味があります。つまり、開発は知恵や能力を使い、新たなものを考え出し、その活用を考えるということでは、企画よりも、より実践的な役割を持っています。

 企業における商品企画を一言で言えば、「商品イメージの明確化」であり、「商品のイメージやアイデア」を生み出すことです。
商品開発は、商品のコンセプト・イメージやアイデアを実際に商品として形にする仕事です。
商品はイメージやアイデアの段階では、まだ形を持っていません。
たとえどんなに優れたコンセプト・イメージがあっても、商品開発の段階で実用化できる形にならなければ、その商品を販売することはできません。企画段階では具体的でありながらも形のないイメージであったものを実用に供される形にまでもっていく必要があります。

 その意味では、企画の部分はアイデアですので、商品化が困難であったとしても通用しますが、 開発の部分は市場に出回る形にしなければ成功とは言えず、いくら優れた企画でも、開発に失敗すれば事業そのものの失敗ということになります。企業が生み出す商品は、商品開発がきちんと形にしてこそ完成するのです。

このように商品の企画と開発は企業にとって両輪でともに重要なものですが「商品企画」と「商品開発」は大きく違う活動です。この2つはよく混同されがちなのですが、果たすべき役割や目的は全く異なり、違いを認識して仕事をしないと大きな失敗をしてしまうことになります。

日本商品開発士会では、このような仕事の役割とスキルと知識の養成から、商品企画は「商品プランナー」が、商品企画と商品開発を一貫して実施展開することのできる人材が「商品開発士」として、さらに商品プランナーと商品開発士の役割を理解し、そのコーディネート、指導、助言ができる人材を「商品開発コーディネーター」として養成をしています。